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日別アーカイブ: 2026年1月26日

第33回内装工事雑学講座~軽量鉄骨(LGS)下地工事の要点—“精度”がすべて ~

皆さんこんにちは!
杉浦内装、更新担当の中西です。

 

LGS下地は“仕上がり品質の土台”。直角・通り・面が出ていないと、どんな高級仕上げも美しく見えません。ここでは、材料・ピッチ・補強・開口・耐震・干渉まで、現場で効くコツを体系化します。📏

 

1)部材と基本構成 🧱
• ランナー(床・天井のガイド)とスタッド(縦材)で壁を構成。C-38/50/65/75/100など寸法を用途と遮音・断熱要件で選ぶ。
• ピッチ:一般壁は@455〜600mm、タイル・石・大型什器壁は@303mmや二重スタッドでたわみを抑制。
• 天井:野縁受け・野縁・吊りボルトで構成。重量物吊りは別途インサート・補強。

 

2)精度と基準出し 🎯
• 墨出し:通り芯→仕上げ通り→ランナー墨の順。レーザーと水糸の併用で“逃げ”を可視化。
• 通り・直角:コーナーはスミ金物+捨て張りで決め、対角寸法で直角を検証。
• 平滑:スタッドの腹出し調整、スペーサーで微調整。たわみは高さHの1/500以内を目安。

 

3)開口と補強 🚪
• ドア・サッシ:ヘッダー補強(縦振れ止め)と横さん。自閉装置や重い扉は両側二重スタッドが基本。
• 什器壁:テレビ・棚・サインの取付位置に合板下地(t=12〜15)を連続で入れる。位置は展開図で明記。
• 設備開口:後開口は仕上げに悪影響。先行開口+補強枠が鉄則。

 

4)耐震・すべり納まり(ディフレクションヘッド)🛡️
• 上部すべり:上階躯体の変形を逃がすため、すべりヘッドで天井側にスロットを設ける。遮音が必要なら気密ガスケット+二重ボードで補う。
• ブレース:高壁・間仕切り長スパンは筋交いやチャンネル補強で揺れ対策。

 

5)設備との干渉マネジメント 🧰
• 天伏図でダクト・配管・ケーブルラックを“上から”整列。先行順位:吊り込み→配線配管→天井下地→ボード。
• 貫通:穴あけはリムーバブルな位置に限定。孔縁補強で強度確保。

 

6)現場“あるある”と対策 😅
• スタッド反りでボードの目違い→腹見・腹削りとスペーサーで調整。
• ランナー固定ビスの打ち忘れ→ビスピッチ@300を増しチェック。
• 合板下地の継ぎ目がバラバラ→芯合わせと通りを先に決める。

 

7)検査・チェックリスト
☐ ピッチ・補強・すべり納まりが図示されている
☐ 開口補強(ドア・ガラス・什器)が寸法入り
☐ 高壁はブレース・チャンネル補強を確認
☐ 合板下地の高さ・連続性を実測
☐ 設備干渉は天伏図で解消済み

 

まとめ:LGSは“見えなくなる建築”。だからこそ精度×補強×干渉解決に最も時間を使う。下地が整えば、仕上げは勝ち戦になります。🏆

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LGS検査票と納まりディテール 📋🧰
A. ピッチと補強の“選定表” – 一般壁:@455(PB12.5×1)/@600(PB12.5×2) – 重量仕上げ(タイル・石):@303+二重スタッド – 高壁(H>3.6m):チャンネル補強+ブレース – 什器壁:合板t12–15を連続、ビス効き方向に芯合わせ。
B. すべりヘッド(ディフレクション) – 上部スロット±20〜30mmを確保。気密ガスケットを噛ませ、遮音の連続を維持。地震後の復旧手順も手順書に記載。🧩
C. 開口補強ディテール – ヘッダー:2C+補強プレート。自閉装置付きは縦振れ止め増設。 – ガラス開口:方立をLGS二重+座金で挟み込む。荷重は床に落とす構成。
D. 施工検査票(抜粋) – ランナー固定@300以内/アンカー種類とトルク記録。 – スタッド通り±2mm/直角対角差≦5mm。 – 合板下地の高さ・連続性・目地通り。
E. 干渉マネジメント – 天伏図で設備を上流→下流に層分け。貫通は孔縁補強、可搬再開口できる位置に限定。
F. チェックリスト – [ ] ピッチ@303/455/600の根拠 – [ ] すべりヘッドのクリアランス – [ ] ドア・什器開口補強図 – [ ] 合板下地の連続とビス効き

 

 

 

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