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月別アーカイブ: 2026年1月

第34回内装工事雑学講座~ボード工事と目地処理—仕上がりを決める“下地の美学”~

皆さんこんにちは!
杉浦内装、更新担当の中西です。

 

石膏ボードは安価で扱いやすい反面、下地精度と目地処理が甘いとすべてが台無し。塗装・クロス・タイルの“ベース”をいかに整えるかが、現場の美しさと手戻りコストを左右します。

 

1)ボードの選定と貼り方
• 種類:一般・耐火・強化・耐水・防音・曲げ用。部屋用途に合わせて選ぶ。
• 厚み:壁12.5/15mm、天井9.5/12.5mmが基準。遮音やタイル下地は二重貼りを前提に。
• 方向:縦貼り/横貼りは目地の通りと荷重で選択。馬踏み目地で強度とひび割れ抑制。
• ビス:ピッチ壁@200〜250、天井@150〜200。沈めすぎNG、表紙紙を破らない。ビス列は通りを出す。

 

2)目地処理(パテ)と“仕上げレベル” ✍️
• テープ:紙テープが基本。コーナーはメタルコーナーやコーナービードで通りを出す。
• レベル(目安):
o L3:クロス仕上げ許容。
o L4:マット塗装・濃色クロス。
o L5:グレア・斜光が強い空間のフラット塗装。下地の全面パテ+サンディング+プライマーが必須。
• 斜光対策:窓際・間接照明ラインはレベル上げ。照明角度で影が出やすい面は、パテ段差を長く大きくぼかす。

 

3)伸縮目地・クラック対策
• 伸縮目地:長手方向8〜10mごとに設置。温度・湿度変化でのクラックを制御。
• 異種材取り合い:LGS⇄躯体、合板⇄ボードはズレが出る。エキスパンションジョイントやコーキングで吸収。

 

4)塗装・クロス・タイルへの“受け”として 
• 塗装:艶の選択で欠点の見え方が変わる。艶消しは美しいが傷・汚れに弱い→腰見切りや防汚塗料で運用を補完。
• クロス:下地平滑度が命。エンボスでごまかすより、パテを丁寧に。入隅・出隅の通りが全体の清潔感を決める。
• タイル:合板増し張りや耐水ボードで荷重と水対策。割付図は中心割りで“端詰め”を避ける。

 

5)検査と是正 
• スラントライト(横からの光)でうねり・目違いをチェック。
• ゲージでビス沈み・ピッチ確認。不陸は早期是正。
• パテ痩せは再塗りを前提に工程計画。乾燥時間をケチると全やり直しになる。

 

6)よくある失敗と対処 ‍ ‍
• ビス浮き:湿度変化・下地不良→増し打ちと表紙紙の補修。
• ボード継ぎ目でのクラック:テープ未使用・伸縮目地なし→テープ徹底+目地計画。
• 出隅が波打つ:コーナービード未使用→定規当てと治具でまっすぐに。

 

7)チェックリスト ✅
☐ ボード種別・厚み・貼り方向が図示されている
☐ ビスピッチ・深さ・通りが検査されている
☐ 伸縮目地・異種取り合いのディテールあり
☐ 仕上げレベル(L3/L4/L5)を部屋別に明記
☐ 斜光面の全面パテ+プライマー指定

 

まとめ:ボードとパテは“空間の肌”。通り・面・角・目地を制した現場だけが、塗装もクロスもタイルも上質に仕上がります。✨

 

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パテレベル・環境条件・検査光学
A. 仕上げレベル×用途マトリクス – L3:量産クロス・明色→一般室。 – L4:濃色クロス・半艶塗装→来客部。 – L5:フラット塗装・斜光面・写真背景→見せ場/ギャラリー。

 

B. パテ材料と番手 – 一次:目地用(高強度)→#120研磨。 – 二次:全面調整(軽量)→#180研磨。 – 三次:仕上げ(超軽量)→#240〜320研磨。吸い込み止めプライマーで均質化。

 

C. 環境条件 – 施工温度10–30℃、湿度40–65%。急乾燥は痩せ/クラックの原因。送風は直当て禁止、除湿で調整。

 

D. スラントライト検査 – 壁から30–45°で光を当てうねり・段差を目視。写真を添付し是正指示を発行。斜光面はL5で再確認。

 

E. タイル下地への“受け” – 合板増し張り or 耐水PB+防水シート。割付図の中心割を墨出しまで落とす。

 

F. チェックリスト – [ ] 部屋別のL3/L4/L5指定 – [ ] パテ番手・乾燥時間の遵守 – [ ] スラントライト写真台帳 – [ ] タイル下地の合板増し張り

 

 

 

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第33回内装工事雑学講座~軽量鉄骨(LGS)下地工事の要点—“精度”がすべて ~

皆さんこんにちは!
杉浦内装、更新担当の中西です。

 

LGS下地は“仕上がり品質の土台”。直角・通り・面が出ていないと、どんな高級仕上げも美しく見えません。ここでは、材料・ピッチ・補強・開口・耐震・干渉まで、現場で効くコツを体系化します。📏

 

1)部材と基本構成 🧱
• ランナー(床・天井のガイド)とスタッド(縦材)で壁を構成。C-38/50/65/75/100など寸法を用途と遮音・断熱要件で選ぶ。
• ピッチ:一般壁は@455〜600mm、タイル・石・大型什器壁は@303mmや二重スタッドでたわみを抑制。
• 天井:野縁受け・野縁・吊りボルトで構成。重量物吊りは別途インサート・補強。

 

2)精度と基準出し 🎯
• 墨出し:通り芯→仕上げ通り→ランナー墨の順。レーザーと水糸の併用で“逃げ”を可視化。
• 通り・直角:コーナーはスミ金物+捨て張りで決め、対角寸法で直角を検証。
• 平滑:スタッドの腹出し調整、スペーサーで微調整。たわみは高さHの1/500以内を目安。

 

3)開口と補強 🚪
• ドア・サッシ:ヘッダー補強(縦振れ止め)と横さん。自閉装置や重い扉は両側二重スタッドが基本。
• 什器壁:テレビ・棚・サインの取付位置に合板下地(t=12〜15)を連続で入れる。位置は展開図で明記。
• 設備開口:後開口は仕上げに悪影響。先行開口+補強枠が鉄則。

 

4)耐震・すべり納まり(ディフレクションヘッド)🛡️
• 上部すべり:上階躯体の変形を逃がすため、すべりヘッドで天井側にスロットを設ける。遮音が必要なら気密ガスケット+二重ボードで補う。
• ブレース:高壁・間仕切り長スパンは筋交いやチャンネル補強で揺れ対策。

 

5)設備との干渉マネジメント 🧰
• 天伏図でダクト・配管・ケーブルラックを“上から”整列。先行順位:吊り込み→配線配管→天井下地→ボード。
• 貫通:穴あけはリムーバブルな位置に限定。孔縁補強で強度確保。

 

6)現場“あるある”と対策 😅
• スタッド反りでボードの目違い→腹見・腹削りとスペーサーで調整。
• ランナー固定ビスの打ち忘れ→ビスピッチ@300を増しチェック。
• 合板下地の継ぎ目がバラバラ→芯合わせと通りを先に決める。

 

7)検査・チェックリスト
☐ ピッチ・補強・すべり納まりが図示されている
☐ 開口補強(ドア・ガラス・什器)が寸法入り
☐ 高壁はブレース・チャンネル補強を確認
☐ 合板下地の高さ・連続性を実測
☐ 設備干渉は天伏図で解消済み

 

まとめ:LGSは“見えなくなる建築”。だからこそ精度×補強×干渉解決に最も時間を使う。下地が整えば、仕上げは勝ち戦になります。🏆

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LGS検査票と納まりディテール 📋🧰
A. ピッチと補強の“選定表” – 一般壁:@455(PB12.5×1)/@600(PB12.5×2) – 重量仕上げ(タイル・石):@303+二重スタッド – 高壁(H>3.6m):チャンネル補強+ブレース – 什器壁:合板t12–15を連続、ビス効き方向に芯合わせ。
B. すべりヘッド(ディフレクション) – 上部スロット±20〜30mmを確保。気密ガスケットを噛ませ、遮音の連続を維持。地震後の復旧手順も手順書に記載。🧩
C. 開口補強ディテール – ヘッダー:2C+補強プレート。自閉装置付きは縦振れ止め増設。 – ガラス開口:方立をLGS二重+座金で挟み込む。荷重は床に落とす構成。
D. 施工検査票(抜粋) – ランナー固定@300以内/アンカー種類とトルク記録。 – スタッド通り±2mm/直角対角差≦5mm。 – 合板下地の高さ・連続性・目地通り。
E. 干渉マネジメント – 天伏図で設備を上流→下流に層分け。貫通は孔縁補強、可搬再開口できる位置に限定。
F. チェックリスト – [ ] ピッチ@303/455/600の根拠 – [ ] すべりヘッドのクリアランス – [ ] ドア・什器開口補強図 – [ ] 合板下地の連続とビス効き

 

 

 

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第32回内装工事雑学講座~断熱・防音・吸音の実務—“数値”と“体感”を一致させる~

皆さんこんにちは!
杉浦内装、更新担当の中西です。

 

断熱・防音・吸音は「同じようで全く別物」。熱の移動(断熱)と、音の遮断(防音=遮音)と、音の反射を抑える(吸音)の三兄弟を混同すると、コストはかけたのに体感が変わらない…という事故が起きます。本回は、図面・仕様・現場施工で迷子にならないための指標・材料・納まり・検査を網羅します。

 

1)用語と指標の超要約
• 断熱:熱抵抗R[m²K/W]/ 熱貫流率U[W/m²K]。室内温度の安定・結露リスク低減。
• 遮音(防音):壁・床を通って伝わる音を止める。指標は D値/STC(壁間の音の減衰)や L値(床衝撃音)。
• 吸音:音の反射を減らす。指標は NRC/吸音率、残響時間 RT60(響きの長さ)。
よくある誤解:「吸音材を詰めた=防音できた」は誤り。遮音=重さ×層構成×気密、吸音=表面+空気層+厚み。役割が違います。‍♂️

 

2)断熱の勘所(室温・結露・省エネ)
• 熱橋(ヒートブリッジ)対策:LGS(軽量鉄骨)は熱を通しやすい→間柱間充填+連続気密、必要に応じて内側連続断熱でブリッジを切る。
• 気密の重要性:断熱より気密先行。コンセントボックスや配管貫通部は気密ブーツ+気密テープで処理。
• 結露:露点計算を行い、防湿層の位置(室内側)と透湿抵抗の連続を担保。冷蔵・厨房・浴室周りは特に注意。
• 材料:グラスウール、ロックウール、発泡ウレタン、押出法ポリスチレン。厚みと密度で性能が決まる。

 

3)遮音の勘所(会議室・店舗・住居)
• 質量則:重いほど遮音性は上がる。9.5→12.5→15mm石膏ボードの二重貼りはコスパ◎。
• 二重壁+空気層:躯体⇄LGS⇄ボードの二重系で共振周波数を下げる。空気層は50〜100mmが目安。
• グラスウール充填:空気層の吸音で中高域の遮音を底上げ。密度24k以上を推奨。
• 気密:コンセント背面、見切り、天井との取り合いを連続コーキング。スリット天井は音漏れの抜け道。
• 開口部:ドアは防音枠+戸先・沓摺ゴム、ガラスは合わせガラスや二重窓。最後は隙間が勝敗を決める。

 

4)吸音の勘所(響きの調整)
• 狙いはRT60:会議室0.5〜0.8s、カフェ0.7〜1.0s、学習室0.4〜0.6sが目安。吸音面の面積×平均吸音率でざっくり試算。
• 材料:岩綿吸音天井、有孔ボード+グラスウール裏張り、吸音パネル、カーペット、カーテン。初期反射面(壁・天井)に効かせる。
• 低音対策:コーナーにベーストラップ(厚物)を置くと効く。家具計画で吸音量を稼ぐのも現実的。

 

5)納まりとディテール
• 壁頂部:天井との取り合いはすき間ゼロ。地震すべり(ディフレクションヘッド)を採用する場合は気密ガスケットを併用。
• 床取り合い:巾木裏の空洞で音が回り込む→目地充填と巾木上端シール。
• 設備貫通:配管スリーブは防火措置+気密。多条配線はモルタル充填→シールの二段構え。

 

6)検査と是正
• サーモカメラで断熱欠損を確認。
• スモークテスターや感圧紙で気密の抜けを検出。
• 簡易遮音試験(SPからピンクノイズ→隣室で測定)で定性的にチェック。数値化が必要なら専門測定を発注。

 

7)チェックリスト ✅
☐ 断熱・防湿・気密の連続が図示されている
☐ 壁頭・巾木・貫通部に連続シール指示
☐ 重要室のドアは戸当たり+ガスケット
☐ 吸音量(m²×吸音率)の試算とRT60目標
☐ 施工後に目視+簡易測定で検証

 

まとめ:重さ・層構成・気密で遮音、厚み・空気層で吸音、連続性で断熱。“音と温度の地図”を描き、図面・仕様・現場でブレずにやり切ることが、快適で疲れにくい空間をつくります。✨

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熱・音の計算と現場検証
A. U値・露点のクイック算定 – 熱貫流率U ≒ 1 / ΣR。R=厚み/λ(熱伝導率)。例:PB12.5(0.21)+GW100(2.5)+PB12.5(0.21)→R総≈2.92、U≈0.34W/m²K。 – 露点チェック:室20℃RH50%(露点≈9.3℃)。各層温度を熱抵抗比で割付し、防湿層位置を室内側に設計。❄️

 

B. 遮音アセンブリの目安(推奨) – STC45:PB12.5二重+LGS@455+GW24k+空気層50mm+PB12.5二重。 – STC50:上記+二重スタッド(縁切り) or 防振チャンネル。 – ドア:ソリッド+ドアボトム+戸先ガスケットでRw35〜40目標。

 

C. RT60(残響)ざっくり設計 – Sabine:RT60=0.161×V/ΣαS。会議室V=60m³、吸音面αS=80m²×0.3=24 → RT60≈0.4s。 – 低音は厚物とコーナーで稼ぐ(ベーストラップ)。

 

D. 検査プロトコル – 気密:スモーク/感圧紙で抜け確認→連続コーキングで是正。 – 遮音:ピンクノイズ→隣室測定→ΔdBを記録。スイッチBOX背面は要補強。 – 吸音:拍手試験を動画記録しRT60推定→吸音パネル増減を決定。

 

E. 典型トラブル→是正 – 天井ふところから回り込み:防音スラブ or 上階ふところにグラスウール、パーテーションをデッキまで。 – コンセント漏れ:バックボックス気密+石膏ボード切欠部にバックブロッキング。

 

F. チェックリスト – [ ] U値/露点の算定と防湿層位置 – [ ] STC目標とアセンブリ仕様 – [ ] ドアの戸先/ボトム/沓摺 – [ ] RT60計算と吸音面積

 

 

 

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第31回内装工事雑学講座~仕上げ材・建材の基礎—床・壁・天井・巾木・見切り ~

皆さんこんにちは!
杉浦内装、更新担当の中西です。

 

仕上げは“肌触り”と“耐久”と“清掃性”のバランス芸。ここを誤ると、半年でくたびれ、1年でメンテ費が嵩み、3年で全面改修…という悪循環に陥ります。本回は、素材の物性・施工性・メンテ・コストをまとめ、下地との相性まで踏み込みます。🧪

 

1)床材の選び方 👣
• フローリング(無垢/挽板/突板):温もりと経年美。無垢は調湿・傷リスク、挽板は安定性◎。土足運用は硬質塗装やオイル+メンテ設計をセットで。
• 長尺シート(ノンワックス推奨):耐薬品・耐水・清掃性が高く、厨房・医療・バックヤードに適。下地精度が露骨に出るので下地調整が命。
• タイル(磁器質/せっ器質):耐摩耗◎。外部〜土足ハードユースに。役物(段鼻・巾木)まで揃う品番を選ぶと納まりが楽。
• カーペット(タイル/ロール):吸音・踏み心地。オフィスに有効。歩行量の差で摩耗ムラ→動線はハイパイルやナイロン混を避けるなど配慮。
• 塩ビタイル(LVT):デザイン性とコストのバランス。温度伸縮に注意し、目地・見切りで逃がす。
👉 床の勘所:端部納まり(巾木・見切り)を最初に決める。ここが汚れる・浮く・欠ける最大要因です。🧩

 

2)壁材の選び方 🧱
• ビニルクロス:コスパ◎。意匠品は継ぎ目が目立ちにくいエンボスを選ぶ。下地平滑度が命。
• 塗装:自由度高。艶で清掃性と表情を調整。艶消しは美しいが汚れやすい→腰見切りで守る手も。
• タイル/左官:高耐久・高質感。割付計画とコーナー役物で美しさが決まる。
• 木パネル:温かみ。含水率と反り対策(裏ザグリ、クリアランス)が必要。

 

3)天井材の選び方 ☁️
• 石膏ボード+塗装/クロス:意匠自由。吸音は別手当てが必要。
• 岩綿吸音板:吸音◎。オフィスや教室で有効。照明・スプリンクラーの開口は補強枠を忘れずに。
• 化粧ケイカル/金属パネル:防火・耐久。厨房・サニタリーに。

 

4)巾木・見切り・目地の美学 ✨
• 巾木:ソフト巾木は清掃性◎、意匠性は落ちる。木製・金物巾木は高級感。巾(高さ)と出幅を空間スケールに合わせる。
• 見切り:床材切替・壁材切替のラインを設計記号にする。T見切り/L見切り/コ型で強度と見た目のバランスを取る。
• 目地:ピッチと通り。タイルは“端で詰める”のではなく中心割りで美しく。目地材の色は半トーン暗めが汚れを吸収。

 

5)下地との相性 🔩
• ボード下地にタイルを貼るなら合板増し張りや耐水ボードで荷重・水対策。
• LGSピッチは仕上げ重量・高さで変更。たわみを抑えないと目地割れ。
• 天井吊りは設備配管と干渉しがち→天伏図で先に調停。

 

6)メンテナンスとLCC(ライフサイクルコスト)♻️
• クリーナー・ワックス・コーティングの指定を運用マニュアルに。
• 交換サイクルを想定し、“取り外せる意匠”を仕込む(ソフト巾木、カーペットタイル、簡易脱着の腰壁)。

 

7)よくある失敗 😵‍💫
• デザイン優先で清掃道具が入らないRを作る。
• 隅が欠ける(見切り未指定・下地補強不足)。
• 壁クロスの継ぎ目が光で浮く(照明角度・下地不陸)。

 

8)チェックリスト ✅
☐ 端部納まり(巾木・見切り)を先に図示
☐ 目地割付を中心割りで計画
☐ 下地補強・耐水・重量対策を確認
☐ メンテ方法と交換サイクルを手順化
まとめ:仕上げは“触れる回数の多い場所”にこそ投資。端部の設計と目地の通りで、同じ材料でも“ワンランク上”の空間になります。🧤🏆

 

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仕上げスペック&運用マニュアル 📚🧴
A. 仕上げ表テンプレ(抜粋) | 部位 | 下地 | 仕上げ | 等級/厚み | 見切り | 目地 | 清掃剤 | 交換サイクル | |—|—|—|—|—|—|—|—| | 床(客席) | 合板t12 | LVT | 3mm | 真鍮T | 3mm | 中性洗剤 | 6–8年 | | 床(厨房) | モルタル | 長尺立上げ | 2mm | 溶接棒 | シーム溶接 | アルカリ | 7–10年 | | 壁(見せ場) | PBt12.5 | 左官+保護 | 2層 | L見切り | 目地無 | 中性 | 10年〜 | | 巾木 | ー | 金物巾木 | 60mm | ー | ー | 乾拭き | 半永久 |

B. 清掃×素材マトリクス – 酸性:水垢・石灰→タイル/ステンレスOK、大理石NG。 – アルカリ:油汚れ→長尺/塗装OK、アルミ素地注意。 – 溶剤:シール痕→塗装艶消しNG、HPLは可。🧪

C. 端部・役物の“写真に写る”設計 – 段鼻:階段はノンスリップ役物+色差。安全と意匠の両立。 – 見切り:T=意匠/L=強度/コ=段差吸収。写真主役のラインは素材を格上げ。

D. 摩耗・汚染の実地テスト – 鉛筆硬度(H〜3H)、擦り(メラミンスポンジ100往復)、染み(コーヒー/油/醤油24h)。結果シートを提案書に添付。📑

E. LCC(ライフサイクルコスト)早見 – LVT:初期△/清掃◯/交換容易◎ → 総合◯ – タイル:初期◎/清掃◎/補修△(貼替難) → 総合◎ – 無垢:初期△/清掃△/再研磨◯ → 総合△〜◯(ブランド価値は◎)

F. チェックリスト – [ ] 仕上げ表に清掃剤・交換年を記入 – [ ] 端部役物・見切りの素材格上げ – [ ] 摩耗/汚染テストの結果添付 – [ ] 斜光面のL5指定

 

 

 

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